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【コラム】 「俺の妹」の“あのキャラ”も登場!?紗霧たちの恋バナ全開。エロマンガ先生11巻、伏見つかさ先生インタビュー! : アキバBlog

【コラム】 「俺の妹」の“あのキャラ”も登場!?紗霧たちの恋バナ全開。エロマンガ先生11巻、伏見つかさ先生インタビュー! : アキバBlog
1月10日に発売された 「エロマンガ先生」11巻 は恋バナに花が咲くお泊まり女子会! 伏見つかさ先生 に魅力を解説していただきました。
さらに2月にコミカライズ2作品が同時刊行! rin先生 と 優木すず先生 をお招きしての「エロマンガ先生」ワールドを深掘りした豪華インタビュー!(取材・文: かーずSP )
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伏見つかさ先生&かんざきひろ先生の 「エロマンガ先生」11巻
■コミカライズ8巻はクリスマスパーティ!
アルミたちの賑やかなサンタ姿は必見!
───コミック版『エロマンガ先生』8巻が2月9日発売になります。
原作者としてはいかがでしょうか
伏見つかさ (以下、 伏見 ):今回はとにかくアルミが可愛い巻です!エロマンガ先生Gのエピソードが終わって、新しい関係性になっていくところに注目していただきたいです
───アルミの「原作を超えるコミカライズに挑戦するぜ!」という姿勢。
同じコミカライズしているマンガ家として、どう思われますか?
rin :アルミちゃんすごい!ってひたすら尊敬です。
私は「原作を超えたい」というよりも「原作を推したい」気持ちが強くて、「可愛いからみんな見て!」って布教したくなるんです。
なので今回の表紙は、アルミとエルフがイチャイチャしているところを推す感じで描きました
rin先生 コミカライズ版「エロマンガ先生」8巻表紙
2月9日発売
クスノキ (『電撃大王』コミカライズ担当編集):アルミはコミカライズとなると、削れる部分をずばずば切っていくタイプだと思うんですけど、rinさんは真逆なんです。
削る提案をすると「いやだー、可愛いからここ描きたいー!」って抵抗されます(笑)
───原作のどこをカットするのか、毎回せめぎ合うんですね
クスノキ :でも「これは絶対に描きたい」っていうマインドは、マンガ家としてすごく大事なんですよ。
rinさんが『エロマンガ先生』を本当に大好きだからこそ、あそこまでいいコミカライズが描けるんだと思います
───めぐみのブックオフ宣言がカットされてなくて、コミカライズでも大笑いしました
クスノキ :こっちもイライラしながらラフ見てました(笑)
rin :イラっとさせても許せちゃうところがめぐみちゃんの魅力ですから。
8巻はクリスマス会がテーマになっているので、紗霧ちゃんとか、サンタ衣装でみんなでキャッキャしてるところとか、可愛いシーンがたくさんあって、そこを楽しんでもらえたらなって思います
クリスマス衣装
■『山田エルフ大先生の恋する純真ごはん』を始めてから、
食材を見ると作画を意識してしまう
───優木すず先生のデビュー作『エロマンガ先生 山田エルフ大先生の恋する純真ごはん』1巻が、コミカライズ『エロマンガ先生』8巻と同時発売されます。
どのあたりにこだわって描かれているんでしょうか
優木すず先生 「山田エルフ大先生の恋する純真ごはん」1巻表紙
2月9日発売
優木すず (以下、 優木 ):料理を美味そうに描くことを心がけています。
食べた後のリアクションなど、全体を通して楽しんで読んでいただけたら嬉しいです
メロンパフェ
───料理はされるんですか?
優木 :はい。
もともと料理はしていたのですが、連載を始めてからは、食材を見ると作画のことを意識してしまうようになりました。
「あ、このくらいのコントラストなんだ」みたいな
(一同笑)
───伏見先生からの要望はあったんでしょうか?
伏見 :原作者として何かを言う必要がまったくないくらい毎回面白いです。
このマンガがすごいのは、キャラ達が原作と同じ魂を持っていることです。
エルフがちゃんとエルフ本人になっているというか……当たり前と思われるかも知れませんが、本当はとても難しいことだと思うんです
優木 :ありがとうございます!エルフちゃんはとても魅力的なキャラクターなので、その良さを更に引き立てられるよう力を入れています
───エルフ先生がしょっちゅうエロい妄想しているのがおかしいです
優木 :はい、ちょっとしただいぶ定番となってます。
いつ伏見先生に怒られてしまうのではと戦々恐々としていますが……
伏見 :怒るなんてとんでもない。
あれがいいんです(笑)
エルフのエロ妄想シーン
伏見 :優木すず先生はこれからオリジナルのヒット作品を創る方だと思います。
一緒に仕事をすることができて、原作者としてはラッキーでした
■「両方のコミカライズで
アルミが可愛く活躍しているのが嬉しい」
───エルフがムラマサを執筆旅行に説得するところなど、良いエピソードを拾われていますね
伏見 :私も驚いたんですが、原作と設定が全く矛盾してないんです。
私としては『時系列についてはあんまり気にしない』くらいのノリでもいいのではと思っていたのですが、原作に存在しえないシーンは描かれていなくて、時系列、キャラの言動ともに矛盾しないのはすごいです
三木一馬 (担当編集。
以下、 三木 ):『エロマンガ先生』で、ご自身に一番近い考え方のクリエイターは誰なんですか?
rin :私はムラマサですかね?興味のある要素を楽しんで描く、みたいな動機は似ているのかなって
優木 :私は色んなキャラクターに少しづつ共感できる部分があります。
アルミちゃんの色んなものを好きになりやすいところとか、紗霧ちゃんがこだわって描き込んだりするところとか。
エルフちゃんの「一番楽しい時に楽しく描きたい」って気持ちも、とても理解できます
伏見 :アニメにアルミは登場していないので、両方のコミカライズでアルミが可愛く活躍しているのが嬉しいです
優木 :新しいエルフちゃんたちの魅力を発見するきっかけになれたら嬉しいです。
是非原作小説と合わせて読んでください!
※ここからは小説『エロマンガ先生』10巻、11巻の微ネタバレを含みます。
ご了承ください
■11巻はヒロインたちのお泊り会
いろんな恋話をするラブコメが満載
───前回10巻はムラマサ先輩の文化祭でした。
読者からの反響はいかがでしたか?
伏見 :すごく良かったです。
「ムラマサファンだったので辛かったです」という感想もいただいたのですが、それは今まで、ムラマサの可愛いところをお見せできていたことの証明でもあります。
作者としては嬉しい感想をいただきました
───11巻は、パジャマ姿で可愛い表紙イラストが目を引きます
パジャマ姿カラー
伏見 :今回は「妹たちのパジャマパーティー」というサブタイトルにふさわしく、パジャマ三昧のイラストになっています。
本当に可愛いので、かんざきさんのイラストを楽しんでほしいです
───向かって右は、アルミですよね?
みやP (ストレートエッジ担当編集):アルミちゃんのイメージががらっと変わるカバーイラストだったので、驚かれた方も多いんじゃないでしょうか。
元気でボーイッシュなアルミちゃんの今まで描かれていなかった女の子らしい魅力を、かんざきさんに描いていただきました。
口絵もいつもと違い、アルミちゃんがエルフに写真を送るメッセージ画面になっています
かんざきひろ :自撮り風というのはどうしようか悩みつつの作業で結構難しかった気がします。
指定は事細かく頂きつつも、絵にまとめるのに時間かかっちゃいました
みやP :京香さんのへべれけな表情とムラマサの困った表情が新鮮なイラストです(笑)
ムラマサと、へべれけ京香
───アルミは今回、新たな引き出しがたくさん出てきた印象です
みやP :いつも本心をのらりくらりかわすアルミちゃんが、本音を信頼できる仲間に打ち明けるのが今回の見どころのひとつだと思っています
伏見 :そんな風に、ヒロインたちが集まっていろんな恋バナをするところを楽しんでほしいです。
彼女たち一人ひとりがいろんな悩みを抱えていたり、いろんな恋をしていたり。
恋している女の子は可愛い。
そういう面がたくさん見られるのが11巻の見どころになっています
───確かに11巻もラブコメ全開でした
伏見 :ラブコメってよく「付き合う前が楽しいから、付き合うまでの過程を引き伸ばす」という構造的欠陥がある――なんて見解をよく聞くんですけど、くっついても面白いと私は思っています。
ちなみに『俺の妹』ではくっついた後のシーンって、ほとんどありませんでした
───黒猫とのデートがチラッとあったくらいでしょうか
伏見 :あそこは書いていて楽しかったです。
ゲームでもヒロインと付き合ったあとのシーンを書き下ろさせていただきました。
いま当時の作品を振り返ってみると、(そういうシーンを)もっと書いてもよかったなと思っているんです。
桐乃と京介でこういうシーンがやりたかったというのを書いている部分が少しだけあります
───前回のインタビューでは、ラブコメの参考にしているのは少女マンガだとおっしゃっていました
三木 :僕も少女マンガが一番参考になると思っています。
少女マンガがすごいのは、同じシチュエーションで、たくさんのバリエーションを描いているんですよ。
男の子に「よう」って声をかけられただけで、女の子が天国にいっちゃったり。
どんだけ恋する感情を描けているの!って。
男の子が女の子に声をかけているだけの場面を、ドラマとして起伏があるように描かれてる。
相当すごいことだなって勉強になります
■『俺の妹』桐乃が登場!
紗霧と友だちになるエピソードも収録
───今回お気に入りのモノクロ挿絵はありますか?
伏見 :紗霧がマサムネに甘えている挿絵です。
とてつもなく可愛いので、ぜひ見ていただきたいです
紗霧の風呂上がり
みやP :ほほの柔らかさ、そして上目遣い!お風呂あがりのいい香りが伝わってきそうなつやつや髪!かわいい おぶ かわいい
伏見 :かんざきさんに、久しぶりに桐乃を描いていただきました。
最近コラボなどで桐乃を書く機会が激増して、「まだ桐乃書けるんだなぁ」って手応えがあったんですよね。
それですごく書きたくなってしまって、登場させてしまいました。
ただ、前作を読んでいない人が読んでも楽しめないシーンにはしたくなかったので、さじ加減には悩みました。
……大丈夫だったでしょうか……?と『エロマンガ先生』から入った読者にはうかがってみたいです
紗霧と桐乃
───桐乃のサイトがブログじゃなくて個人サイトと掲示板っていう、今となっては懐かしい感じでした
伏見 :これ、サイトデザインをしたのは黒猫です。
二人が今作るとこうなるだろうなって(笑)
───トップイラストにゴスロリツインテールとか、絶対黒猫がデザインしたんだろうと思いました(笑)。
後半のパートでは、「幸せとは何か」とか人生観とか、熟考させられました
伏見 :そこまで重く書いたつもりはないんですけど、そう感じられましたか?
───とある人物が仕事と恋愛を天秤にかけて、仕事を取って失敗した話が語られているところです。
ああいう事はリアルで普通にある話なのでグサッときました
伏見 :恋愛に限らず大きな選択で、どちらを選べばよかったのか。
どちらを選んでも後悔していたんじゃないかって、何度も振り返って悩んでしまうことって、誰にでもあると思うんです。
もちろん私にもあります。
『俺の妹』では、すべてのメディアミックスに全力で取り組んできました
アニメもゲームも、すごくいいものになって、多くの読者に喜んでいただけて……ただ、その一方で原作の出版ペースは落ちましたし、『原作をおろそかにしてしまったのでは』といまだに悩むことがあります。
もしも当時、アニメやゲームに関わらなかったら、原作小説はあと3~4巻多く出せていたのでは……とか。
ゲームで消費したアイデアを盛り込んでもっと面白くできていたのでは……とか。
もしもを考えると、きりがありませんし、どちらがよかったのか、どうするのがベストだったのか、いまもわかりません
───そういう時、「自分で選択することが大事」というアドバイスが腑に落ちました
■11巻は修学旅行編。
旅行の一番面白い部分を
切り取った、夜の恋バナが楽しめる
───三木さんが11巻で印象に残ったところはどこでしょうか
三木 :「自分が面白いじゃなくて、他人が面白いと思うことが俺はやりたい」という草薙リュウキさんに共感しました。
僕は面白いだけじゃなくて、つまらないとも言ってほしいんですよ。
面白い、つまんない、泣けた、笑えた、クソだろ、大したことない。
なんでもいいから言ってほしいんです
───褒め言葉と批判は等価値なんですか?
三木 :シカトされるのがイヤ、Amazonの評価0件がイヤなんですよ。
なので自分はまったく作家には向いてなくて、役割としてはメガホンなんですよね。
もちろん作家さんは「これはすごく良い!」と思って作るべきなんです。
それを僕は「賛否両論どんと来い!」ってスピーカーのように広めたい。
編集者としてのポジショニングとしては、それで合っているんじゃないかと思います
───余談になりますが、作家さんで「書きたいものがない」というタイプは、どう思われますか?
三木 :折れる時は折れると思います。
究極的には「他人がどうこう言おうと、俺は好きなものを書くぜ!」って作家さんの方が、最後は生き残れる事が多いように思えます。
それを軌道修正できる編集者とペアを組むのが一番良い形なのかなと。
でも「次に何を書けばいいですか?」って訊いてくるような作家さんは危ういなって感じます
───最後にメッセージをお願いします
三木 :今回の話は純粋な恋バナです。
他人の恋の話ってみんな興味あるでしょ? そんな本当に単純な明るい話が、ストレートに書かれています。
読んでニヤニヤできる恋愛の話に特化しています
伏見 :今回のお話、私は『紗霧の修学旅行編』って呼んでいます。
紗霧って外に出られないじゃないですか。
でも、修学旅行の夜みたいな状況に紗霧を放り込んでみたかったんです。
それならいっそ、修学旅行の夜の一番面白いシチュエーションだけ作ってしまおう! というのが今回のお話を作るきっかけでした。
とても可愛く面白い話に仕上がったと思いますので、楽しんでいただけたら嬉しいです
───本日はありがとうございました
取材・文: かーずSP
インタビュー前編:「エロマンガ先生」OVA発売直前インタビュー

ブログ画像
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2019-01-12 09:00:39


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